はじめに
就職活動はスペック(学歴、体育会、留学)と対策(ES,WEBテスト、GD,面接時対策)、不確定要素(景気、面接官との相性、ライバルの強さ)
の足し算で概ね結果が決まると考えています。
学歴は、大学3年から再受験や編入などは現実的ではないので変えるのが難しいです。
しかし、学歴が低いことが就職活動においてネックとなってしまった場合でも、挽回する方法があります。
本記事では、マーチ未満の就活生向けに、学歴を挽回する就活方法をまとめました。
ガクチカを作る
学歴関係なしに就活では学チカが大切です。
そのため、学生時代からアルバイトやインターンシップ、ボランティア活動などを積極的に経験して、自分自身のスキルを磨くことが大切です。
また、経験を通じて得た成果や業績をアピールすることで、学歴以外のスキルや能力を証明することができます。
これは逆転のための手法というより前提条件ですが大切なことです。
よく大学1,2年生に就活アドバイスをされた上級生が、「打ち込めること見つけることが大事だよ!」というアレです。
所持資格をアピール
資格は、自分の強みを証明することができるため、就職活動において有利なアイテムとなります。
本ブログでは、就活が本格化した3年夏以降には新たに資格勉強をするよりも、
ES,WEBテスト、GD,面接対策などの選考対策に時間を使った方が良いという考えですが、すでに資格を持っているのであれば資格欄に記載し、アピールしましょう。
自己pr、志望動機の練り込み&対策
自己PRを練り込みましょう。ガクチカ&自己PRは夏、秋などの先行序盤からガンガン聞かれるため、徹底的に対策をしましょう。
志望動機は、企業研究を徹底して行い、企業の特徴や文化に合わせた志望動機を述べることで、企業側にアピールすることができます。
志望動機は、夏などのインターンでは聞かれないことが多いため、
本選考前の早期選考でいかに会社の選考経験を積めるかというところがミソです。
当たり前のことですが、志望動機は企業側に対して、自分自身がなぜその企業を志望するのか、どのような理由があるのかを明確に伝えることが重要です。
持ち駒増やしに就職エージェントや逆求人サイトを検討
就職エージェントは、企業と求職者をマッチングするための業者です。
就職エージェントを利用することで、自分自身が志望する企業とのマッチングをより効率的に行うことができます。
また、就職エージェントは、求職者のスキルや志望動機を把握しており、企業側に的確な情報を提供することができるため、おすすめの企業を教えてくれます。
就活エージェントはこれがおすすめです。就活生に寄り添ったES添削や面接対策をしており代表の方もUZUZのYouTubeによく露出しています。
どんな人がこのエージェントを運営しているのか気になる方は覗いてみてもいいと思います。
逆求人サイトとは、プロフィールを書くと逆に求人がくるというサイトです。
就活エージェントと逆求人サイトを私が推す理由としては、選考機会が増えて、選考フロー対策を洗練させることが出来るからです。逆求人サイトはキミスカがおすすめです。
これは逆求人サイトのスカウトが来るだけでなく、自己分析のテストをすることが出来ます。
大手グループ会社やベンチャーも持ち駒に加える
大手企業や外資系企業に比べ、ベンチャー企業や大手子会社の求人は学歴が重要視されないケースが多いです。
ベンチャー企業には、特に成長中の企業やベンチャー企業など、新しいビジネスモデルを展開している企業が多くあります。
学歴よりもスキルや経験、人柄を重視する企業も多いため、チャンスが多いです。
ベンチャーは早期選考を行っていることも多いので積極的に応募し、選考経験を積んでいきましょう。
ネットワークを広げる
ネットワークを広げる方法として数多くのOBに対してOB訪問をするということがあります。
特に志望動機の差別化などは多くのOBに見てもらい矛盾点をついてもらいフィードバックをもらった方が有利になります。
MARCH未満で大手に内定した同じような属性のOBがいるのであれば探しましょう!
MARCH未満のOBがいないのであれば、探す手間を考えると、自分と属性の近いMARCH生を見つけてOB訪問した方がよいと考えます。
自分と属性の近いOBを見つける必要があるのは再現性を高めるためです。
就活の結果は、学歴、留学経験、体育会などのスペックとES,WEBテスト、GD、面接などの選考対策と、面接官との相性や景気などの不確定要素の足し算で決まります。
そのため自分と近いスペックのOBを選ぶことにより、不確定要素の運は多少影響しますが、選考対策をOB訪問でブラッシュアップすることにより再現性を担保しながら内定確率を上げることができます。
ベストなのはMARCH未満、非体育会、資格ゼロで大手に内定をもらった先輩で探せば良いのですが、私もこの条件でOBを探したところ、OBがいませんでした。
そのため私はMARCH、非体育会、資格ナシで大手内定者を探してOB訪問をしていました。
MARCH未満の先輩を見つけるのがベストではありますが数が少ないのでその条件で探す時間があればMARCH生にOB訪問をして面接やESのブラッシュアップに時間を使った方がよいと考えます。
私も去年MARCH生にOB訪問して良かったと感じています。
OB訪問の注意点
就活の指導を受けるOBに関して注意点があります。就活で結果を出しているということは前提として、自分がなぜ大手企業に受かったかということを言語化して教えてくれる先輩を選ぶことが大切です。
サークルの先輩やゼミの先輩に就活相談をすると、「頑張ってんじゃん!お前だったら絶対いけるよ!俺も適当だったけど大手受かったからお前も余裕!」
というような再現性のないアドバイスをいただくことがありますが、上記のケースは仲の良い後輩に厳しく指導したくないというケースや、自分がなぜ受かったか言語化できないケースが多いです。
そのため言語化してしっかりと教えてくれる先輩を選びましょう!
まとめ
学歴が低い場合でも、経験を積むことや資格取得に取り組むこと、自己PRをしっかりと行うこと、企業の特徴や文化に合わせた志望動機を述べること、就職エージェントを利用すること、中小企業にも注目することOB訪問など、学歴以外のスキルや能力をアピールする方法があります。
就職活動においては、自分自身の強みを見出し、自信を持ってアピールすることが重要です。また、学歴以外の経歴や経験を活かして、自分自身が貢献できる分野や業界を探すことも大切です。
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